スワンナプーム空港におけるagoda経由の宿泊送迎、集合場所はどこ?

海外

こんにちは。となりのコンサルティングの中村です。

6月の初めよりしばらくの間、タイ北部へ現地調査へ行ってきました。

今回はタイ北部のチェンライやメーサイ、チェンマイ周辺の調査が主だったのですが、一泊だけバンコクのスワンナプーム空港周辺でも泊まる機会がありました。

バンコクでのホテルは空港から車で10分ほどの立地。agodaを経由して宿泊・送迎両方を予約していたのですが…集合場所が分かりにくい!

今回は、agodaを利用してバンコク周辺に泊まる方に向けて、スワンナプーム空港での集合場所について書いてみます。

人と看板が多すぎて集合場所が分からない

今回の予約では、到着時刻や集合場所について、agodaのメッセージを通して事前にホテルの担当者と打ち合わせした上でスワンナプーム国際空港に向かいました。

ホテル側からの”acknowledge”というのは、「読んだよ」「分かったよ」という意味で使われるようです。

スワンナプーム国際空港はヨーロッパ方面へ中継する空港ということもあり、さすがに利用者が多く、入国手続きや荷物の受け取りにも時間がかかり、集合場所に到着したのが22:45ごろ。

多少遅れることは想定していたため、元々到着時刻を22:00~23:00で伝えてあったものの、言われていた集合場所に着いても待ち合わせのスタッフがいない…。

いや、『待ち合わせの人が多すぎて分からない』というのが正しいですね。

待ち合わせ場所は『2階フロアの3番出口の内側』だったのですが、この場所、「同じように送迎を受け付ける他ホテルのスタッフ(?)」が沢山おり、かつ通路の両側は「ホテル名と宿泊者名の書かれた看板」で埋め尽くされており、誰がどこのホテルのスタッフなのか?どこが集合場所なのか?か分かりません。

過去にスワンナプーム国際空港は何度か利用しており、その都度見かけていたように『ホテルのスタッフがプラカードや紙に私の名前を書いて待っていてくれる』ものだとばかり思っていましたが、今回は違ったようです。

こんなイメージでしたが

↓実際は、こんな感じで看板がズラッと20mほど並びます。

高速バス乗り場の集合場所のような雰囲気、旅してる感がありますし、好きな人は堪らないかと

モザイクは色んなホテルの宿泊者名です。中国語、韓国語、たぶんアラビア語、英語と多言語ですが、念のため。

ちなみに、この中に私が予約していたホテルの看板がありますが、私の名前は記載されてませんでした(笑)

近くの方に聞いてみても『分からないな』『僕は知らないよ』という反応。どうしたらいいのでしょう…

仕方ないためホテルに電話すると…

3回繋がらず、4回目でやっと繋がり英語で送迎を依頼。すると、ホテルから現場(スワンナプーム空港)のスタッフに通知がいき、すぐに折り返しの電話がありました。

どうやら、スタッフのおばちゃんは近くの友達(スタッフ仲間?)とお酒を飲みながら雑談していたようです。自由すぎる…。

その後は『車は15分ほどで来るからラウンジなどで待ってて、来たら電話するから』と言われ、近くのベンチで待機。その間、スタッフの方々の様子を眺めていましたが、この緩さは「タイだから」というよりも、個人的な感性や職業柄というものなのかな?と感じました。

というのも、同じように待ち合わせていたであろうタイ人女性がおばちゃんにブチ切れてましたから。

タイ語はほぼ分かりませんが、おばちゃんは私にしたのと同じ説明をしていたようで、タイ人女性は身振り手振りから『なぜ待ち合わせ場所に居ないの!?』『15分待つとか長すぎるでしょ!』的なことを叫んでいたように見えました。

結局、キレたタイ人女性は送迎を待たず、タクシーへ。

『約束していたのに居ないってのは、まあ日本でもトラブルになりますよね~』なんて思いながら、その様子を眺めていたところで、送迎車が到着。

送迎してくれた男性スタッフは、とても丁寧な方でした。

agoda掲載ホテルでは掛持ちスタッフによる待ち合わせが多いらしい

結局、無事にホテルには到着でき、翌日の送迎も含めて予約と決済が完了し、一安心。

バンコクのホテルではありますが、窓からの景色は下町感があり、音も静かで落ち着いて休むことができました。

翌朝、チェックアウト前に「空港での待ち合わせ」について聞いてみたところ、『agodaなどのネット掲載のホテルは値引きが多いこともあり、比較的人件費の高い中級ホテル以上では、従業員を直接立たせることは少ない』とのこと。

代わりに、今回のような複数のホテルの送迎窓口となる方をバイト(?)か委託(?)で格安で雇い、空港に待機してもらう形を取っているようです。

タイは人件費が異常に安い国(だから製造原価を安くできる…)ではありますが、窓口担当者への報酬が安いからこそ、『それなりの対応でも文句はない(言えない)』というような雰囲気の回答でした。

今回は『何かあっても何とかなるだろう』と少し好奇心が勝ってしまって、あまり計画をせずに現地に行ってしまいました。agodaを利用して海外旅行される際、トラブルや苦労を避けたいのであれば、事前に待ち合わせ場所の詳細についても確認しておく方が良さそうですね。

『丁寧な歓迎は無い』と思って行くと、困惑しないで済むかと思います。

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