こんにちは。となりのコンサルティングの中村です。
当サイトでは、地元羽咋を中心に、「地元の人間が選ぶ穴場スポット」についても紹介していきます。
初回となる今回は、全国に知られる『千里浜なぎさドライブウェイ』の周辺にある、「ドラクエの平原~森っぽい道」を紹介します。
徒歩で散策しても良し、ジョギングやランニングで走っても良し、素晴らしいコースです。
穴場の正式名称は「千里浜海岸遊歩道」
お勧めする穴場の正式名称は「千里浜海岸遊歩道」といいます。
私が帰省したばかりの10年ほど前は道も細く、腰丈ほどの雑草に覆われ荒れ果てており、一部のトレイルランナーか環境整備する人くらいしか入らない場所でしたが、数年前に大規模の改修が入り、綺麗になったものと思われます。
昔に比べて入り口も広がり、しっかり草刈りもされ、老若男女の誰でも気軽に通れる道になっていました。
お勧めは「道の駅のと千里浜」→「レストハウス」→「なぎさドライブウェイ」を経由するコース
個人的にお勧めのコースは気軽に”プチハイキング感”を味わえる「道の駅」~「レストハウス」~「千里浜なぎさドライブウェイ」を経由して1周するコース。
車を「道の駅のと千里浜」に停め、遊歩道~レストハウス~ドライブウェイを経由して道の駅まで戻ると、一周で約2.3km、ゆっくり歩いて30分ほどの距離です。
スマートフォンの写真では良さが伝わりにくいのですが、道中、「ドラクエの森~平原がリアルになったら、こんな感じかも」というような、若干野性味の残った林道?に出会えます。
ただ、道の駅から遊歩道までの入り口が分かりにくいため、念のため紹介しておきますね。
道の駅~入り口案内
道の駅がオープンして早7年。
しかし、未だに羽咋に来られた方から『どうやって千里浜に行ったらいいんですか?』と聞かれます。道の駅から千里浜なぎさドライブウェイまでは300mくらいなのですが、案内板などもなく分かりにくいんですよね。徒歩だと猶更。
遊歩道の入り口は、千里浜ICの交差点を渡り、高架下をくぐった先にあります。(真っ直ぐ進むと「千里浜なぎさドライブウェイ」です)
交差点は車用の信号はあるものの、歩行者用の信号機や横断歩道はありません。そのため『本当に渡っていいの?』と思うかもしれませんが、渡って大丈夫です。
なお、反対側にも遊歩道はあるのですが、少し入り組んでいるのと、距離が長くなってしまうため、観光で来られる方にはお勧めしにくいです。(林道ランやトレイルランが好きな人にはお勧めです)
海際なのに、登山道のような景色がお出迎え
遊歩道を入ってすぐは”林道”という感じですが、少し歩くと背丈の低い草木が混ざり、若干の上り下りも手伝って“登山道”のような雰囲気に。海から200-300mほどの距離なんですけれどね。
さらに進むと、所々に『ドラクエの休憩所っぽさ』を感じる小さな広場があり、実際にお弁当を食べてる方も時々見かけます。(キャンプ場ではないため、テントは張れないのでしょうが)
遠くに見えるレストハウスの屋根が街を思わせる
休憩所を過ぎ、少し歩くと、二手の分岐が現れます。レストハウスは左を選択。右に進むと自転車道に出るようです。
すると、少し遠くの木の隙間からレストハウスのオレンジの屋根がチラチラ。実際に見ていただきたいのであえて写真は載せませんが、オレンジの屋根は『ドラクエの街感』あって気分が上がります!
さらに進むにつれて、だんだん木が少なくなり、レストハウス横のキャンプ場が遊歩道の終点となります。そのすぐ左にはレストハウスが。
写真を撮った日は晴れており、多くのライダーとドライバーがおりました。
レストハウスでの一押しは「田辺食品のイカ団子」
なのですが、写真を撮り忘れました…痛恨の極み。
これ、本当に美味しいのでお勧めです。
田辺食品さんは昔(少なくとも私が生まれる以前)から続く『老舗の練り物屋さん』で、魚のすり身とイカを使った、昔ながらの手作り製法が特徴です。
イカ団子以外にも、刻みレンコンが入った練り物や、さつま揚げ、ごぼう巻きなどがありいずれも美味しいのですが、レストハウスで買えるのは「イカ団子」のみ。
イカ団子以外も気になるようでしたら、羽咋駅近くのパセオ通り内の本店か、少し離れますがマックスバリュー羽咋店で購入することができます。
羽咋市のふるさと納税の返礼品としても出品されておりますよ!
なお、お土産については以前はもっと「能登感」があったのですが、震災の影響でしょうか、現在は金沢の品が多く置かれていました。地元の者としては、道の駅との差別化を進めてほしいと感じます。
千里浜なぎさドライブウェイを通って道の駅へ
レストハウスにて小休憩を挟んだら、そのまま左手の千里浜なぎさドライブウェイに下りましょう。
降りてすぐの所には昔ながらの浜茶屋『山田屋』さんもあり、「焼きはまぐり」や「焼きサザエ」「イカ焼き」などの“海ならでは”なツマミを楽しむことが出来ます。
千里浜なぎさドライブウェイは、風が強い日や波の高い日は「車」の侵入が制限されており、入ることが出来ません。しかし、歩いて通る分には全く問題ありませんので、よほど波が高くなければ浜辺を歩いて道の駅まで戻りましょう。
(歩けないほど波が高い時は、一目見て分かるくらいに浜が消えています)
浜辺を700mほど歩くと見えてくる出口より登り、道の駅に戻れます。
もう少し長い距離を歩きたい方は…
千里浜IC出口を過ぎ、さらに1kmほど歩いた出口から登ると、合計4.5kmほどの散策コースに変わります。
こちらの出口は砂に覆われてますが、ちゃんと先は繋がってますのでご安心を。
以上、地元の人間が選ぶ穴場スポット「ドラクエの平原~森みたいな道」の紹介でした。
こちらのコースは、4月はまだ寒いですし、10月に入ると蜘蛛が増えますので、5月~9月ごろがお勧めです。小学生はもちろん、未就学児の年中さんであれば楽しく歩ける距離だと思いますので、お近くに来られた際はぜひ歩いてみて下さい。